VMwareのトレーニング [しごと]
っぽいものに行ってきました
題して VMware Infrastructure 3: Overview
つまり概要っていうか入門編っていうか 実際 資格取得のコースには組み込まれてません
結果から言うと 「やっぱヴイエムウェア すげえなぁ…」 ダテに仮想化環境の開発長くやってませんね
ちょっとアレな言い方すれば VMwareで仮想化しちゃえば地球にもやさしい かもしれません
受けてきたのは日本HP殿主催のエンタープライズ向けVMware製品の入門コース
内容的には…
- 仮想化の概念と技術、VMwareのアプローチ
- VMware製品群とVMware Infrastructure 3の概要
- VMware Infrastructure 3のうちESX ServerとClientのインストール
- 仮想マシンの作成とホストOSのインストール
- Clone, Migration(VMotion)デモ
って感じ
そもそも仮想化って? とか物理マシンと仮想マシンの関係なんてのは十分分かってるつもりでしたが 日米の市場動向のちがいとか VMwareで統合した効果とか 関わってる人ならではのことも織り交ぜた話だったのでなかなかおもしろかったですハイ
ほかの仮想化技術と比べてVMwareがイイってとこはちょっと裏付けが弱くて残念でしたが
まぁ ほかの技術を細かく説明してたら時間足らないから仕方ないですね
製品群の中でいちばんなじみのあるといえば無償のVMware Server/Player
次に"開発者向け"らしいVMware Workstation
ここまでは触ったことあります! って思ってたら参加者のほとんどがESX Serverの現行か旧ヴァージョン触ったことがあるらしい… 入門編聞く必要あるのか…
VMwareってラインナップがえらい多い気がしてたけど Workstation + セキュリティ機能 = ACEだったり Infrastructure = ESX Server + Virtual Center + migration/HA/backupだったり 実際聞いてみると それほどでもないらしい
単にパッケージと機能とでちゃんと整理すればむしろスッキリしたラインナップですハイ
前に社内でストレージとVMware ESX Serverの連携テストしたときは どっかの人(失礼)にVMware側をお願いしてたので「インストールも設定も難しそう…」ってイメージでしたが 実際インストールからやってみると なんてこたぁない「ちょっと変なLinuxインストール(失礼)」と「Workstation + αな仮想マシンの作成」でした
ホント 感覚的にはWorkstation触ったことあればマニュアル見ながらできそうです
もちろんスナップショットとったり Cloneしてみたり 複数ESX Server間でmigrationしてみたり あるいは仮想マシンの性能を細かくカスタマイズしてみたり ってやっていったら奥が深いところは一朝一夕にはうまくできなさそうですが
ひと通り話を聞いてみて 仮想化でいちばんありがたいのは「PCとかサーバとかのハードウェアからOS・アプリを切り離せる」ってとこ
いきなりスケール小さくなりますが カミナリで壊れた我が家のファイル・サーバも Blog用WebサーバもVMwareで構築してどっかにバックアップしておけば メインPCで一時的に動かすこともできたワケで 新しいPC用意して イチからOS・アプリケーションを入れ直すことすら必要なくなってたワケです
そんなワケで 会社のお金で受講しておきながら いちばんの感想は「自宅でもサーバ類はVMwareに載せよう」でした
消費電力から見ても 騒音・排熱から見ても やっぱ仮想化は避けて通れなさそうですハイ
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